沼島のご紹介

沼島(ぬしま)ってどんなところ?

漁港の様子
漁港の様子

沼島(ぬしま)は兵庫県淡路島の南約4km沖合に浮かぶ、周囲10km程の小さな島です。
現在の人口は490人、戸数228戸程と、すっかり寂れてしまっていますが、昭和30年頃までは、人口2500人、戸数も700余戸程有り、江戸末期には「沼島千軒金の島」といわれるほど、漁業、海商を中心に非常に栄えていました。
主な漁獲物は、鱧(はも)、鯛、アジなどで、特に鱧は沼島といえば鱧、鱧といえば沼島、というほど有名で、京都、大阪では江戸時代から沼島の鱧は珍重されてきました。最近では釣りのアジが東京築地で非常に人気で、「ぬしまアジ」としてブランド化に取り組んでいます。鯛については「沼島はイワシより鯛が3匹多い」と昔からいわれるほど鯛のたくさん取れるところです。
過去には、TBSのお見合い番組「沼島の春」シリーズで有名になりました。

裏磯風景
裏磯風景

沼島は古事記に登場する、日本で最初に出来た島、「おのころ島」とされ、紀貫之の土佐日記では海賊の島として、平安末期には梶原景時一門の水軍の島として、太平記では高貴な女性の不思議な物語の舞台として、戦国期には再び水軍、江戸期には漁業、海運業の島として、明治から昭和初期にかけては大規模水産会社の先駆けとして等、古くから歴史に度々登場する島です。

上立神岩
上立神岩

沼島の周囲は、殆どが岩壁、岩礁で、上立神岩(かみたてがみいわ)、下立神岩(しもたてがみいわ)、平碆(ひらばえ)、阿弥陀碆(あみだばえ)猩々碆(しょうじょうばえ)等奇岩が多く、岩の特徴として、白、緑、茶、薄桃等カラフルで、非常に珍しい、良い景色を形成しています。
特に上立神、下立神の両岩は天の御柱とされ、おのころ島伝説の基となっています。

機会があれば、是非一度来てください。